千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

カテゴリ:2013.11

氷点下の朝、そして里にも初めての雪

11月も終わりが近づき、昨日は千種の町に本格的な冬の到来を告げる「雪風」が吹き荒れていましたが、今朝は雪は降っていなかったものの氷点下となる寒い朝になりました。後山には雪が近いことを告げる雲がかかっていたり、三室山山頂にはうっすらと雪が見えています。高校から笛石山の「猫石」がよく見えるのですが、今日はひときわきりっとした、まるでボタンのような姿を見せてくれています。 

  

そして午後3時頃だったでしょうか、近くの山が白くなって高校周辺の里にも初めて雪が舞い、本格的な冬が到来しました。それでも夕方には天気も持ち直して、三室山にも夕焼け雲がかかり、美しい姿を見せてくれていました。

  

浅田校長先生リサイタル

本日午後1時半から約1時間、千種町内の特別養護老人ホーム「笑顔」さんで、浅田校長先生のギターリサイタルがありました。校長先生の演奏を是非ホームのお年寄りに、ということでほぼ一月前から依頼が来ていたものです。芸名「一人おやじバンド」。ギターの演奏、語り、バックミュージックの機械操作など、すべて一人でこなすというところからご自身でそう名付けられています。

  
  

今日演奏された曲目は、「霧のカレリア」、「さすらいのギター」、「君といつまでも」、「旅人よ」、「ダイヤモンドヘッド」、「佐渡おけさ」、「ダンチョネ節」、「北の宿から」、「与作」、「雨の思い出」、「小雨降る径(みち)」。そしてアンコールがかかって「上を向いて歩こう」でした。校長先生の頭上には、「浅田校長先生リサイタル」の文字がかかっていて、お年寄りの皆様にとっても懐かしい曲が多く、手拍子をしながら聞いておられました。アンコール曲「上を向いて歩こう」の時には曲に合わせてみんなで歌われて本当に楽しいひと時となりました。

情報処理能力検定・ワープロ検定補習

12月1日(日)に実施される、「情報処理能力検定」及び「日本語ワープロ検定」に向けて本日から直前補習が始まりました。本日参加したのは9名の生徒たち。これまでもたくさんの先輩が、在校中にいろんな資格を取得して進学や就職に生かしてきたことをよく聞いていますので、自分たちもそれに続こうと懸命に取り組んでいます。

  

情報科担当の戎原(えびすはら)先生が、ストップウオッチを片手に「用意始め!」と号令をかけると、「ワープロ検定」を目指す生徒たちは一斉にテキストの文書を見ながらすばらしいスピードでキーボードを叩いていき、画面には次々と文字が現れていきます。また、「情報処理能力検定」を目指す生徒たちは別のテキストを使って数字のデータから円グラフを作ったりするような複雑な演習問題に取り組んでいました。テキストをちょっと覗いてみましょう。

  

写真のテキストは両方とも「ワープロ検定」のものですが、とにかく今が旬の高校生たち。「鉄は熱いうちに打て」のことわざ通り、今ベストを尽くして賢明に鍛錬し、何であれ頑張って続けてください。そうすればきっといい結果が出てくることでしょう。それから、この中には「パソコン部」の人たちもいるのですが、聞けば何と毎週火水木の3日間はこのコンピュータ室にこもって腕を鍛えているとのこと。3月に卒業した人の中には「資格三冠王」もいましたが、きっと近い将来その後に続く人が出てくることでしょう。

地域連携総合防災訓練

本日、千種高校体育館を中心に「地域連携総合防災訓練」及び「木造仮設住宅建築実演会」が行われ、地元は勿論、遠方からも数多くの方々が見学にお越しになりました。8時半に地震発生、そして火災の発生を伝える非常ベルと訓練放送があり、体育館に避難して各班ごとに整列し、木造仮設班・住民避難誘導班・救護班・炊き出し班ごとに配備に付く形でそれぞれの訓練に入りました。

  
   
  
  

各班基本的な訓練を行った後、開会式を行い、10時過ぎからいよいよ木造仮設住宅の建築作業に入りました。高校生は11月6日にリハーサルをやっていたので今日は動きも速く、中学生は資材を運んだりしながら慣れるに従って足場の上に上がって作業を行い、11時半頃にはほぼ完成し、特製の御幣(ごへい)を千種高校浅田校長先生が屋根に据え付ける作業をされて上棟式が無事完了しました。そして、千種では新築祝いや各行事でも恒例の「餅まき」を行い、東北を始めとする被災地の一日も早い復興を祈りました。

                                     

なお、7月の測量から始まった「千種町立体ハザードマップ模型」の作製作業もつい昨日22日(金)に完了し、本日体育館でのお披露目となりました。地元の皆様もその出来ばえに感嘆され、模型を囲んでの話に花が咲いていました。その作製作業最終段階の様子は次の通りです。(昨日被服準備室にて)

  

また、本校の校訓「自立 信愛」と並び立つ、千種高校生の精神的支柱、中庭に鎮座する碑文「自主敬愛の道」の原典墨書を揮毫された第4代校長・上山勝先生から夏に譲り受け、掛け軸として表装に出していたものがつい先日出来上がりましたので、本日体育館内に掲示し披露をさせていただきました。本校の歴史を語る上での宝の一つとして大切にさせていただきます。

   

1学年大学・専門学校見学会

本日、1学年大学・専門学校見学会がありました。

午前8時15分にバスで出発、大阪へと向かいました。

 
 

 

午前中は、1学年全員で大阪産業大学を見学しました。

校舎見学の後、学長・教授から大学の概要について説明をしていただきました。

 

  

 

午後からは、生徒の興味に合わせ大阪医療技術学園専門学校、辻学園調理製菓専門学校、ル・トーア東亜美容専門学校の3つの学校に分かれて見学をしました。

 

大阪医療技術学園専門学校では、学校の説明をしていただいた後、鍼灸体験をさせていただきました。鍼を使うため生徒は戸惑っていましたが、治療に使われる鍼を実際に扱うことができ生徒にとっては非常に良い経験となりました。

 

辻学園調理製菓専門学校では、新料理技術講習会を受けさせていただきました。真空パックを利用した料理法に、生徒は終始驚かされていました。完成した料理もおいしくいただきました。

 

ル・トーア東亜美容専門学校では、最新のメイク方法を伝授していただきました。その技術を使い、実際に自分でメイクをしました。生徒は、最新メイクで変身した自分の姿に感動していました。

 

   

高校卒業までには約2年ありますが、自分の進路について考えるよいきっかけとなりました。各自が将来について考え、進路実現に向けて充実した学校生活を送ってほしいと思います。