千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

カテゴリ:2013.12

部活納めの日 来年もよいお年を!

平成25年も残すところあとわずかとなり、学校は今日をもって仕事納めとなりました。部活動は、明日最後のまとめをして部室の掃除をする部もあるのですが、今日の様子を幾つか拾って今年の「ブログ納め」とさせていただきます。

  

  

午後2時頃、部室や体育館の掃除をしていたのは男子バレー部。部室内の物品をすべて外に出して1年間の感謝を表していました。また、女子バレー部・サッカー部・野球部は明日が部活納めということで今日も練習に精を出し、特にサッカー部と野球部は2時過ぎには雨が雪に変わってグラウンドが白くなり始めましたが、いつも通りの練習を続けていました。そして、その頃教室では3年生の補習授業が行われており、センター試験に向けて熱気も最高潮に達し、カメラのレンズが思わず曇ってしまうほどでした。

周辺はもう真っ白になっています。かなりの積雪が予想されますが、来年もよい年でありますように。

商店街歳末抽選会で千高生活躍!

年の瀬も押し詰まり何かと気ぜわしくなってきましたが、千種町内の商店街でも歳末商戦を迎えて大通り広場「栄々人来(ええとこ)」では抽選会が昨日から31日までの予定で行われています。その会場でひときわ華やかに抽選会を演出しているのが、本校3年生の土平さんと阿曽さんです。

  

折りよく抽選会場にやってきたのは、いつも仲の良い清水君兄弟。二人のお姉さんにリードしてもらってガラガラを力一杯回していました。千種町商店街連合会の皆様には、年間を通じて町内各種のイベントで本校も大変お世話になっています。来年もまた良い年でありますように。

なお、この抽選会場の様子を「ちくさええとこネッ!と」の中で小野嘉昭さんがレポートしてくださっていますので、こちらもご覧ください。 http://chikusaeetoko.blogspot.jp/2013/12/blog-post_25.html

雪山を背景に部活動

お昼を過ぎると、午前中に補習を終えた野球部とサッカー部の1・2年生の生徒たちがグラウンドに飛び出してきて、雪山を背景に部活動を始めました。真っ青な空に白銀の山々。日差しを受けてグラウンドにあった雪もすっかり溶けてしまい、少しぬかるんだ地肌の上で生徒たちは懸命にボールを追い、練習に励んでいます。

  
  

白銀の町千種 冬季補習開始

今日は朝から晴天となり、昨日まで雲に覆われていた千種の山々が美しい姿を見せてくれています。千種の町は田や畑がまだ雪に覆われている状態で、年末の降雪までの小休止といったところです。

  
         後山                  笛石山と猫石                三室山
  
     東方山麓の棚田                南方を望む             北方 三室山と千種川

本校も今日から冬季休業に入り、早朝からバレー部男女が後期西播大会に出かけたり、各学年の補習が行われたりと、いつも通りの休み中の活動が展開されています。

  
         3年                      2年                    1年 

写真は各学年チャレンジコースの様子ですが、1年生・2年共にバレー部の生徒が多く少し寂しい補習のスタートとなっています。各学年共に午前中3時間目までは英数国で時間割を組み、3年生に関してはその後4時間目に理科、そして午後になって2時まで社会の授業があります。ここまでが公式の補習時間で、その後はいわゆる「個人指導」。国数英を中心に延々と続き、昨日も夜8時頃まで行われていました。大学合格はこれからが本当の勝負、正月を過ぎて、センター試験を終えてからも力はどんどん伸びていきます。要は諦めずに最後まで粘り尽くすこと。目標に向かってしっかり頑張ってください!

なお、同時に成績の振るわなかった生徒の補習も各学年各教科別に行われており、先生方も職員室の座席を暖めることなくフル出動。こちらも1対1或いは1対2のほぼマンツーマン指導で行っており、生徒と常に向き合うことで教員も鍛えられ、資質を高める良い機会となっています。

千種町ハザード模型・パネル 展示中

去る12月20日(金)から、秋に作製した「千種町立体ハザードマップ模型」と「環境・防災学習のあゆみ」及び「千種川大水害の記録」等のパネル10枚を、センターちくさのロビーで展示しています。パネルの内容は、このHP内トップページの「leaflet」にありますので、是非ご覧ください。

  

センターちくさでの展示は、このまま年を越して1月10日(金)まで行い、1月14日(火)~17日(金)の4日間宍粟市役所1階の展示ロビーで公開いたします。パネルの中でも書いていますが、今年は昭和38年(1963年)の「千種川大水害」から50年に当たり、また、その50年前(1913年、大正2年頃)にも同規模の水害が起こったことがわかっています。水害に周期説はなじまないとは思いますが、「常に備えること」を念頭に置きつつ、来年こそは日本国民が安寧に暮らせる年であって欲しいと思います。

雪景色の千種高校 本日終業式

20日(金)午後から降り続いた雪が、22日(日)朝には高校周辺で約20㎝となり、本格的な冬将軍の到来となりました。昨日は好天に恵まれ特に降雪もなかったので、今朝にはかなり溶けていましたが、それでもまだすっぽりと雪に覆われた状態でした。終業式の朝、登校する生徒たちのための道作りということで教職員総出で雪かきをし、毎年見慣れた風物詩の再来となっています。

  

終業式では、校長先生から2学期を振り返ってのお話があり、特に新年を迎えるに当たって「自分の良かった点、反省すべき点」を一つずつ挙げてみるようにと勧められました。また、生徒指導部長の福永先生から、最近全体的に気が緩んでいるのではないかとの指摘もあり、今の生活をしっかりしておくことが将来に生きてくるので一日一日を真剣に生きてゆこうとの呼びかけがありました。

  

なお、終業式後に行われた表彰伝達式では、人権作文集「しそう」、読書感想文、漢字検定、情報処理技能検定の入賞者及び検定級合格者の披露と各種代表4名の表彰が行われました。3学期にも様々な検定試験等が実施されますので、生徒の皆さんそれぞれの目標を立ててしっかり頑張ってください。

学校は明日から冬季休業期間に入りますが、補習や部活動でまだにぎやかな日が続きます。このブログも年内一杯仕事納めの日まで生徒諸君の活動を追っていきますので、どうぞよろしくお願いします。

花植えボランティア

本日午後、ボランティア部の生徒たち5名が千種町内にある特別養護老人ホーム「ちくさの郷」と「笑顔」を訪れ、プランターの花の植え替え作業を行いました。

  

今日植えたのは、パンジーとビオラ。一つのプランターに5株ずつ植えて、全部で240株、48のプランターへの植え付け作業となりました。花の少ない季節となり、少しでもホームの利用者の皆さんが花を見て心和む日々を過ごしていただけたらと思っています。

ところで、千種町内中心部は今のところ雪は降っていないのですが、今日「ちくさ高原スキー場」に行くと既に約20㎝の積雪があり、深い所では40㎝、本当の意味で別世界でした。しかも「高原」のお膝元「西河内(にしごうち)」の村でさえ雪は全くなく雨の降っている状態でしたのに、スキー場入り口付近からは本当に雪国でした。「ちくさ高原スキー場」は明後日20日が「スキー場開き」です。高原の人気キャラクター「ちぐみん」も待っていますので、是非皆さん、ちくさ高原スキー場へお越し下さい!

ネット利用問題実践・研究発表会

本日午後1時過ぎから、今年度取り組んできた「ネット利用問題」に関する研究発表会を実施しました。兵庫県教育委員会が推進している「高校生心のサポートシステム実践・研究」の指定を受けて行っているもので、特に生徒会が主体となって「アンケート調査の作成・実施・分析・ルール作り・呼びかけ・検証」を行ってきたものです。

  

まず、情報教育担当の戎原先生から、これまでの取り組みについての報告があり、続いて生徒会長の秋久君と副会長の平瀬さんから、最近行った第3回目のアンケート結果についての報告がありました。この報告とまとめを踏まえて、兵庫県情報セキュリティサポーターの篠原嘉一先生から指導助言と共に、高校生に向けての具体的なアドバイスがありました。

  

今日の研究発表会には、他の高校や宍粟市役所から11名の参加者があり、千種で寒い時期での開催にもかかわらず多数お越しいただき、ネット問題に対する関心の高さを示していました。午後2時過ぎからは会議室に場所を移して教員対象に篠原先生のご講話をいただき、いつもながら日進月歩のこの問題の根の深さに驚きながら先生のお話を聞かせていただきました。

本校では、来年度も引き続きこの問題を研究し、小学校や中学校とも協力しつつ地道に気長に取り組んでいきたいと考えています。

千種に本格的な雪

一昨日あたりから高校周辺でも少しずつ雪が降り始めていたのですが、今日の午前長時間にわたって本格的な雪となり、あたり一面が真っ白に染まる時節の到来となりました。それでも、野球部とサッカー部の諸君はランニングから始まる予定通りの練習をこなし、土曜日のグラウンドに若者の姿が勇躍する、すばらしい風景をかもし出してくれていました。若者に大いなるエールと拍手を贈りたいと思います。

   
                                   

中高連携「県庁ビジョン課出前授業」

本日午後、千種高校に兵庫県庁から「企画県民部ビジョン課」の職員の方3名がお越しになり、千種中学校2年生と千種高校2年生の生徒に対して出前授業をしていただきました。

  

テーマは、「みんなで創る兵庫の未来~千種の未来を考えよう」。まず初めに、県庁職員・長岡様から兵庫県の人口推計を基にして30年後の兵庫県や千種、つまり中2生が41歳、高2生が44歳になった時にはどうなっているかという話と、人口減少社会(少子高齢化社会)においてもアイディア次第で地域を盛り上げることが可能だという話を、県下他地域の実例を引き合いに出しながらしていただきました。

  

その話を踏まえて、次の3つの課題(①人口減少や高齢化によってどんな困った問題が起こるか?②他地域に誇れる「千種の魅力・強み」とは?③予測される問題はどうすれば解決でき、地域をよくすることができるか?)についてグループに分かれて話し合い、話し合ったことを班ごとに模造紙に書き出していきました。最後に中学校から2班、高校から2班が代表して発表し、共に将来の千種を担ってゆく若者として「千種は私たちに任せて!」との想いを新たにし、誓い合っていました。
 

千種の里にも風花の舞い

今日千種は朝から雪となりました。本格的な冬将軍の到来です。今週末にはさらに冷え込み、まとまった降雪があるだろうとの予測がなされています。カメムシの多さから、「たぶん今年の冬は…」と、この秋に何度言ったことでしょうか。もっとも、お昼頃には日差しも強くなって、三室山も白銀の輝きを放っていました。校歌1番で歌われている「厳しき姿仰ぎつつ…」とはこのことです。これから毎日職員室の廊下から眺めつつ、凜(りん)とした気持ちで生徒と共に頑張りたいと思います。

  
  

体育館照明一新!

12月2日~10日の工期で改修工事が行われていた本校体育館内の照明が昨日一新され、本日午前10時45分に「点灯式」を行いました。すべてLED電球に替えられ、まるで別の学校に来たような明るさ。今日考査を終えたバレー部の生徒たちが、部活動再開ということで早速活動していましたが、目の覚めるような明るさと期末考査が終わったという2重の喜びではじけるようにボールを追っていました。

  
  

以前のような水銀灯とは異なり、電気を消してもすぐにつきます。電気代も半分になるそうです。最後の写真は、実は11月13日(水)にプロレスラーの乱丸さんが来られた時に同じカメラで撮影したものなのですが、これまで体育館内の写真は暗くて中々難しく、撮れても拡大するとピントがぼけているものが多くありました。今日同じ体育館で写真を撮ると、写真の切れ味が増したというか、非常に明るくて本当に嬉しくなってしまいます。地域の皆様も、是非一度お越しいただいてご覧いただき、バレー等の練習会場として活用していただけたらと思います。

千種災害対策プロジェクト研究発表会

本日11時から12時まで、本校の視聴覚室において今年4月から取り組んできた「千種災害対策プロジェクト」に関する研究発表会を行いました。事業概要や実施事業報告、そしてプロジェクトの2つの柱である「立体ハザードマップ模型作製」と「木造仮設住宅建築」について、パワーポイントを用いながら3年生の小竹君が手際よく説明し、今年のあゆみを振り返りました。

  
   

聴衆として3年生の生徒が全員参加し、発表の小竹君を応援するとともに、この事業に最も関わった学年として写真や映像を見ながら、卒業の年にたまたま経験したいろんなことが実は大変貴重な経験であったことを再認識する良い機会となりました。また、この事業をずっと支えていただきご指導いただいてきた日本工科大学校の内藤康男校長先生から、阪神・淡路大震災や東日本大震災後の経験に基づいたお話や今回のプロジェクトにかける思いを語っていただき、林業のまち千種へのエールを送っていただきました。今年の成果を踏まえて、来年も新たなる防災教育や森林教育、そしてふるさと教育に取り組んで参りたいと考えています。

中高連携授業(剣道)

本日3限、本校の体育科・福永教諭・上山教諭が千種中学校に出向いて中学2年生を対象に、剣道の授業を行いました。中2の生徒たちにとっては去年の冬以来久々の剣道授業。もの凄い食らいつきで両先生に向かっていき、先生方が舌を巻くほどの頑張りぶりでした。この出前授業、明後日まで続きます。

  
  

さすが伸び盛りの生徒たち、1年間のブランクも何のその。「えいっ!やぁっ!」と、大きなかけ声を挙げて武道の代表、剣道に取り組んでいました。

学期末考査スタート!

本日から学期末考査が始まり、生徒諸君は緊張の面持ちで懸命に試験問題に取り組んでいます。11日(水)まで続くのですが、今日に至るまでここ1週間ぐらいは、放課後に残って直前の追い込みに汗を流していた生徒も多くいました。各学年の先生方も手分けをけして心配な生徒の指導に当たり、一緒になって遅くまで試験勉強にいそしむ姿があちらこちらで見られました。生徒の皆さん、ここ一番の踏ん張りを発揮して是非ともこの壁を乗り越えてください。

  
         1年                     2年                     3年

先週末初めて里に雪の舞った千種も、ここ2、3日はおだやかな天気が続いており、渡り廊下に置かれているゼラニウムの花もひときわ輝いているように見えます。また、本館1階と2階の廊下に置かれている「クンシラン(君子蘭)」の鉢も、春の開花をじっと待ちながら静かな静かな時を過ごしていました。

  

グアム島修学旅行学校間文化交流

2年生が修学旅行から帰ってきて既に10日ほどが経ちましたが、土産話を聞いたり写真等の整理が為される中で、生徒たちがグアム島で経験してきたことが段々とわかってきましたので、今回は特に現地ジョージ・ワシントン高校との学校間文化交流(11月20日午前実施)に絞ってレポートを致します。

  

GWHS(George Washington High School)は、米国初代大統領の名を冠して1936年に設立された公立学校です。英語名でHigh Schoolとありますが、当初から日本で言うjunior high school(中学校)とsenior high school(高等学校)両方の年齢層を含む学校として発展してきました。写真でもわかるように広大な敷地を持つ同校は、数多くの島民の移住(流入)等によって校舎を広げたり何度かの移転も行いながら現在に至っているのですが、驚くべきことに1960年代には台風によって校舎が倒壊した小学校の児童たちも受け入れる形で発展し、現在では小中高の年齢層2703名の児童・生徒を抱える大規模校となっています。  http://gwhs-guam.weebly.com/index.html

  
  

その大規模な学校の中で、日本語を勉強している生徒の皆さんが今回千種高校の2年生を大歓迎してくださいました。校長先生同士の挨拶に始まるセレモニーに続いて、まずは千種高校生が「ソーラン節」と「空手演武」を披露し、空手についてはグアムの生徒たちも「構え」や「突き」・「蹴り」などを一緒に練習する場面もありました。また、グアムの生徒たちからは、現地の伝統的な踊りである「チャモロ・ダンス」の披露があり、戦闘前に気分を高揚させ勝利を神に祈るための男性の踊りや女性による見事なコーラスと柔らかな動きを堪能することができました。

  

最後に、Japanese Culture Time として2グループに分かれ、茶道交流と書道交流を行い、千高生も少しおぼつかない手つきながらも茶道や書道の面白さや奥深さが伝われば、と懸命に取り組んでいました。日本人ならば何でもない当たり前のことが、外国の方からするととても不思議で珍しい。そんなことが海外に出かけるとわかってきます。最近ではかなり少なくなってきた海外での修学旅行ですが、外の世界は勿論のこと、日本の良さを再発見できる貴重な機会として、千種高校ではグアム島への修学旅行を続けていきたいと考えています。

千種町英語授業研究会

本日午後、千種高校において「英語授業研究会」を実施しました。本校の松井先生とDavid先生が2年生のチャレンジコース、田中先生が同じく2年生のベーシックコースで研究授業を行いました。千種町では小中高が連携して時折授業研究会を行っていますが、今日は10月に行った中学校での研究授業に続くものです。中学校から3名、小学校から2名の参加があり、本校の他教科の先生方も何名か来られていつになくにぎやかな授業研究会となりました。

  
  

5限の授業に続いて6限に研究協議を行い、授業のポイントについての意見交換を行うと共に、中学校以来久々に生徒たちの成長ぶりを目の当たりにされた中学校の先生方からは感慨深い言葉があり、非常に有意義な機会となりました。なお、次回(1月頃)は小学校の「外国語活動」を中高の教員が参観させていただくことができればと考えています。