千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

カテゴリ:2014.5

生徒会朝のあいさつ運動

生徒会役員の人たちが、朝昇降口前に立って「あいさつ運動」を展開してくれていることは一昨日も少しレポートしましたが、今日は4種類のキャンペーンボードを持って、具体的な生活態度改善への呼びかけを行ってくれていましたので、ちょっとズームアップしてみたいと思います。

  
  

まず、最初の呼びかけは携帯電話の使い方。「校内では電源を切りましょう。」と呼びかけて、マナーモードは☓、電源OFFは〇と絵の横に書いてあります。それから次は服装について。「ネクタイはしっかりしめよう」というのがバイキンマン君の呼びかけ。そしてさらに、「きれいな服装を伝統にする」とした上で、「ネクタイは一番上までしめる」「腰パンはだらしない」という文字が見えます。最後は、「あいさつ運動」「おはようございます」となっています。生徒会の諸君がこうやって地道な活動を続けてきてくれたおかげで、千種高校生のマナーが随分よくなりました。私たち教員も負けてはいられません。一緒に頑張りましょう!

地域連携授業「英語表現」

本日4限、調理教室を会場に地域の講師の方を招いての、「地域連携授業・英語表現Ⅰ」が行われました。講師は地元千種ではおなじみの英語マドンナ・磯崎由里香先生。6月14日(土)に開催される文化祭で販売する「ホットドッグ」を、英語を使いながら作っていくというユニークな授業。しかも、今日試作したホットドックはケチャップのかかった「アメリカ版」とかかっていない「日本版」の2種類。授業に参加した1年生の生徒たちは、お昼前におなかもいっぱいになって大喜び。どちらも食べて人気投票をした結果、文化祭ではアメリカ版を作って売ることになりました。写真のようにコーラとのセットでたったの100円。当日は長蛇の列間違いなし!

  
    

みんなホットドッグを食べておなかがいっぱいになったところで、磯崎先生の英語の歌コーナーとなりました。リズムとテンポよく繰り出される先生の流暢な英語と面白い歌を聞いて、生徒たちは英語文化にも触れられて、一石二鳥の一時間でした。地域の皆様、文化祭でお待ちしています。

梅雨どき前、雨上がりの一日

昨日かなり降った雨も今朝には上がって雲となり、正に「桃源郷千種」を演出してくれていました。生徒たちも元気に登校し、生徒会役員が元気よく「おはようございます!」と声をかけると、「おはようございます!」と大きな声で返す生徒、「おはっす!」と略して返す人、眠そうにコクッとうなずくだけの人…と様々な表情が見られます。

  

アクティブ2年生の「木工」(3・4限)では、中間考査前から取り組んでいた「ハンぺルマン人形」の作製再開。設計をし直したりしながら、文化祭での展示発表に間に合うようにと、作業に力を注いでいました。

  

夜は7時からPTA役員の皆様に集まっていただき、「文化祭実行委員会」を開いていただきました。例年PTAの皆様に大変お世話になって、カレーを出して頂いたり、バザーで掘り出し物を売っていただいたりしています。今年もお世話になりますが、よろしくお願いします。

  

最後の写真2枚は一体何なんだろうという感じですが、千種の「道の駅」を超えて下河野(けごの)の村に入ると、右手の崖に今ちょうど生い茂っている黄色い花をつけた木があります。「ジャケツイバラ(蛇結茨)」、別名「カワラフジ」とも言うのですが、先週ぐらいからよく目に入るこの木、その名の通り、蛇が鎌首をもたげるようにして黄色い花が咲き、知らずに触ると本当に恐ろしい、釣り針のような鋭いトゲがたくさんあります。「フジ」の名の通り、マメ科の植物でツル状に伸びていくので「イバラ(茨)」とも言うのですが、トゲが刺さると手が腫れ上がることもあるのでご注意ください。

最後の写真は、やはり下河野の入口にある「桐(キリ)」の木です。5月初旬から薄紫色の花をつけて堂々と咲き誇り、千種への道中でも左右の山中によく生えているのですが、町内でも庭に植えていらっしゃるおうちが結構あり、「ああ、娘さんがいらっしゃるのかなあ。」と思っています。昔は、女の子が生れると桐の木を植えて、その子がお嫁に行くときには箪笥(タンス)などの家具を作って持たせていたとよく聞きました。そんな古き良き日本の原風景が、ここ千種には今でもここかしこに残っています。

保健美化委員熱中症予防ポスター制作中

中間考査が終わり通常の授業が戻ってきた今日、保健美化委員の生徒たちが養護担当八田先生ご指導の下、熱中症の予防を呼びかけるポスター制作に着手しました。お昼休みや放課後の時間を用いて制作して文化祭で展示し、その後は保健室横の掲示板に貼るようです。

  
 
特別教室等への渡り廊下ではゼラニウムの花が輝きを増し、夏の訪れを告げています。職員室前ではボランティア部の生徒たちが文化祭の企画案を顧問の先生と一緒に練っているところで、そのうちにクラスTシャツを作る話になっていましたが、初夏のひと時の楽しい語らいを垣間見ることができました。

   

各学年LHR 文化祭に向けて始動!

昨日の雨も上がって、やや曇り空であったものの、お昼を過ぎると日が差してきた千種町ですが、6限には各学年共にLHR(ロングホームルーム)の時間となり、1・2年生は文化祭の劇に向けての話し合い。そして、3年生は劇の内容や配役もずっと以前に決めていたので、今日は先生方が講師を務めて就職や進学に備えての自家製「マナー講習」を行っていました。

1年生
  

2年生
  

3年生
  

1年生は「金八先生」の千種高校版を演じるそうですが、初めて劇に挑戦する人もあり、楽しみです。2年生は、「Little Red Riding-Hood」(赤ずきんちゃん)のパロディ版だとか言っていました。衣笠君が見せてくれているように、結構立派な台本もできていて、みんな熱心に読んでいました。そして、3年生は礼やお辞儀の練習。先日のマナー講習会で学んだことも思い出しつつ、担任の照本先生のユーモアあふれる説明に爆笑しながら、みんな熱心に取り組んでいました。高校生活を豊かなものにしてくれる「LHR」。若い感覚で創意工夫を凝らしながら頑張ってください!

中間考査終了 部活動再開!

本日中間考査が終了し、昼前頃から久々の部活動にいそしむ生徒たちの姿が見られました。6月に入れば文化祭という一大イベントが控えていますので、もう少しすれば各クラスや文化部を中心に文化祭の準備一色の毎日となります。今年のスローガン候補もほぼ出そろったようですので、正式に決まればこのブログ上で近日中に発表させていただきます。

  
  
  

ライフル射撃部や軽音楽部の活動は、日頃あまりレポートできてはいませんが、1年生を迎えて活動にも弾みがついているようです。ゴルフ部が練習しているのは、グラウンド北側の元テニスコートですが、昨年の10月に全校生及びPTA役員さんで植えた高麗芝が根付いて大分芝生らしくなってきました。今年の秋には東半分も植える予定で、立派なゴルフ練習場の完成が楽しみです。最後の写真は、校舎南西端の「千種高校独立記念庭園」に咲くウツギの花です。ちょうど今が見頃で、夏の訪れを知らせてくれています。千種の山に行けばたくさん見られますので、ドライブの折りにご覧になってください。

中高合同職員会議

「連携型中高一貫教育校」として、千種中学校と千種高校は定期的に合同の職員会議を行っています。今日の全体会議では主に6月3日(火)に実施する「中高連携環境美化活動」と、6月14日(土)の「中高連携文化祭」の内容について検討しました。全体会の後は、各教科に分かれて今年度に行う教科ごとの「連携授業」についての計画を練り、授業研究の進め方について話し合いを持ちました。今年度も、千種高校は千種中学校と手を携えていろんな取り組みに挑戦します。どうぞご期待ください。

  

今が見頃のクンシラン

時々、このブログでも報告してきましたように、校舎内のクンシラン(君子蘭)が今最盛期を迎えています。2階の廊下に置いてある花はそろそろ終わりかけているのですが、少し室温が低いために咲くのが遅れていた1階廊下職員室前の花鉢に見事な花を咲かせています。生徒たちは今日中間考査2日目を終え、土日を挟んでまた来週テストが続きます。疲れた時の心をほっと癒してくれる、そんな花々が千種高校には満ち満ちています。どうぞご遠慮なく、見にお越しになってください。

  
  

中間考査スタート!

千種高校では、本日から1学期の中間考査が始まり、各学年共に緊張の時間が流れています。先程どの学年も試験が終わり、生徒たちは帰途に就いたばかりなのですが、特に1年生にとっては高校生になって初めての考査ということで、昨日も放課後教室に残って遅くまで勉強する姿が見られました。週末の土日を挟んで20日(火)まで続きます。生徒の皆さん、歯を食いしばって頑張ってください。

  
       1年                       2年                    3年

スポーツ章テスト

今日の4限、廊下からグラウンドに目を遣ると丁度3年生の生徒たちが体育の授業でスポーツ章テストに臨んでいました。空は少し花曇りでしたが、カメラを向けた時には男子が投擲、女子が50m走に挑んでいて、少しでもいい記録を出そうとみんな必死の形相で頑張っていました。

  
  

5月も半ばとなると、校舎内の花々も色とりどりの姿を見せてくれていて、今はもうかなり生い繁ってきたケヤキの葉っぱを背景に、非常に美しい花の競演となっています。中でも、サツキはこれからが真っ盛り。プランターに植えられたオダマキも負けてはいません。そして、案外と息長く今でも元気なのが、忘れな草の小さな可憐な花。薄青い小さな花の中に黄色のアクセントが効いていて、神の御業(みわざ)の奥深さを感じさせられます。

  
  

最後の写真は、職員室前のクンシラン(君子蘭)ですが、先週末の土日に一気に花開きました。ああ、また1年が巡ったな、という気持ちにさせてくれる、それほどの力と魅力を兼ね備えた花です。地域の皆様、どうぞお時間のおありになる時に、見にいらしてください。

マナー研修会開催

本日4限、会議室と視聴覚室にて全校生対象の「マナー研修会」が行われました。講師としてお越しいただいたのは、姫路商工会議所内にある姫路経営者協会の事務局長・成瀬恵子先生とインストラクターの川村さほ子先生。数多くの企業研修や高校・大学でのマナー研修を手掛けてこられたベテランの先生方です。

  
  

各会場ともに、まずは何故「マナー」が大事であるのかということをわかりやすく説いていただき、人とのコミュニケーションを図る上で明瞭な話し方などの技術的な面「スキル」は大事なのですが、その中身である「スタンス」、つまり言葉や動作や態度によって表される人間性が大事であり、その点を見て社会では「判断」されるのだということを教えていただきました。その後、礼やお辞儀の実技指導に入っていただき、特に3年生の生徒たちは、進学や就職の面ですぐに実践しなければならないということで、真剣な表情で研修に励んでいました。1・2年生の皆さんも、すぐに「その時」はやってきます。頑張ってください!

生徒会代議員会(文化祭について) 

本日午後3時半から、「生徒会代議員会」が行われ、6月14日(土)に開催される文化祭の企画について生徒会長や生徒会顧問の先生から説明がありました。学年によっては、既に文化祭で演じる劇の演目を話し合ったり、役割分担を決めているところもあるのですが、今日の会議をもって正式に企画・運営方針が各クラスに伝えられることになります。

  

中間考査が5月15日(木)から20日(火)までありますので、本格的な準備はその終了を待ってからとなりますが、文化祭スローガンの募集や各クラスの劇、文化部の準備など、学校中のあちこちで準備が行われ、文化祭一色となります。地域の皆様もバザーや模擬店等で生徒と一緒になって盛り上げていただきますし、今や町の一大イベントとなっています。どうぞご期待ください。

ところで、職員室前に帰ると、数名の生徒たちが先生に質問をして勉強をしていました。3枚目の写真にあるように、右端に少し写っている机を含めて6席用意されています。3月下旬にはこの机の上の窓枠に明るい電気も特別に取り付けられて、暗くなってからでも手元の明るい状態で、先生から個別の指導が職員室前で気軽に受けられるようになりました。生徒の皆さん、先生方に質問をどしどしぶつけてください。

PTA専門委員会 庭の花々

本日午後7時から、PTA役員様の専門委員会が開かれ、各委員会ごとに今年の具体的な活動について話し合われました。PTAでは、企画研修委員会、補導環境委員会、広報委員会、体育文化委員会の4つがあるのですが、6月3日(火)の環境美化活動や6月14日(土)の文化祭については、もう近づいてきていますので、細かな打ち合わせが行われていました。役員の皆様、よろしくお願いいたします。

  

さて、連休も終わって5月も1週間が経つと中庭の様子もかなり賑やかになってきました。サツキも色鮮やかですし、プランターのオダマキも中々可憐な姿をしています。赤、白、ピンクのサツキに、紫色のオダマキ、そして黄色のウマノアシガタなどが季節の色合いを見事に醸し出してくれています。

  
  

でも、色鮮やかなのは庭だけではありません。校内ではクンシラン(君子蘭)がいよいよ見ごろとなっています。1階の廊下ではまだまだですが、2・3年生が学んでいる2階の廊下はやはり陽当たりの良さがあって、ご覧のような見事な花を咲かせています。もう少ししたら、トップページを飾る写真に採用しますので、ご期待ください。

連休初日の千種

連休初日の今日、千種高校のグラウンドではサッカー部がOBも加わって練習にいそしみ、5日(月)の公式戦(於:赤穂高校)に向けて調整を図っていました。また、体育館では女子バレー部が練習に励んでいました。男子バレー部は姫路商業へ練習試合。ライフル射撃部も明石西高校で練習試合(記録会)に出かけていました。野球部は今日一日波賀のメイプルスタジアムで小野工業高校と練習試合をやっていましたので、少し覗いてみました。

   
  

サッカー部の写真を撮ったのは朝10時頃で、少し曇っていたのですが、昼近くになって晴れ間が広がってきましたので、足を延ばしてまずは「天児屋たたら公園」と「ちくさ高原」に行き、クリンソウを見てきました。一部日当たりの良いところでは茎も伸びて花も一輪目が咲き始めているものの、ほとんどはまだ葉っぱのみの状態で、見ごろを迎えるのは5月の中旬から下旬頃になると思います。次の写真3枚目は、ちくさ高原での様子ですが、クリンソウの葉は元気にあたり一面に広がっているものの、まだ茎も伸びていません。手前の花は確かコバノミツバと呼ばれている木で、ヤマツツジのようなものです。ほとんど終わりかけの桜に代わって、山の中でひときわ鮮やかな色で目を楽しませてくれました。

  

ちくさ高原を後にして北に向かい、岡山県側に下りて西粟倉村の大茅スキー場の前を通って東粟倉村から志引峠へというコースを取ったのですが、途中「ベルピール自然公園」に立ち寄り、いつも「道の駅ちくさ」を越えて下河野(けごの)に入ると見えてくる山「後山(うしろやま)」を間近に見て感激し、そして、ここまで来たのならいっそのこと「日名倉山(ひなくらやま)」に登ろうと思い立ち、約30分かけて山頂へとたどり着きました。午後2時ごろでしたが、晴天となり東西南北すべて絶景を楽しむことができました。

  

上の写真の標柱に「県下最高峰 後山 標高1,345米」と書かれていますが、これは岡山県が立てているものです。次の写真が日名倉山の頂(いただき)で、祠が見えますが、代々春名家(現しそう森林組合長・春名善樹様)がお祀りをされているものです。千種高校は以前、千種側から約3時間かけて「日名倉登山」をしていましたので、また再び復活させてもよいかもしれません。3枚目が千種町方面で、左手に笛石山(千種富士)、中央に植松山が見えます。なお、笛石山ですが、今日のブログの1枚目の写真、サッカー部が練習をしている背景に写っているのが千種町から見た山の様子です。日名倉山(1,047m)は、岡山県側からは富士山のように見えるが故に「美作富士」と呼ばれています。

  

千種側から見た様子がこの1枚目の写真で、杉の子保育園前あたりから撮ったものです。千種高校の背景に見える三層の姿の山が日名倉山なのですが、高い方から「三の丸」「二の丸」「一の丸」と呼ばれているのですから不思議です。しかし、この姿故に、昔の千種第一尋常高等小学校(現千種小学校)の校歌、そして、恐らく我が千種高校校歌の作詞者・松井利男先生もその旧い校歌の一節を引用されたのでしょう、共に「嗚呼、秀麗の三の丸」と詠っています。

ちくさ高原ゆり園も今準備中で、7月の開園が待ち遠しい限りです。千種高校中庭のケヤキもここ一週間でかなり葉っぱが出てきました。正に薫風麗しき時節を迎えています。

一年前の5月5日、笛石山に登った時の様子を書いていますので、ご覧ください。  ⇒  笛石山登山