千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

いざという時に備えて【48回生】

 サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会が開幕し、昨晩は日本が初戦で過去4度の優勝を誇るドイツと対戦しました。格上のチームを相手に先制を許しながらもひるむことなく逆転し、見事な初戦突破に日本中が大興奮していますね。私は、睡魔に負けて寝てしまい朝のニュースでその結果を知りましたが、今日は寝不足の生徒もいたかも知れません。こうした国をあげての大会のみならず、身近に頑張っている人を見ると「頑張れ!!」と応援したくなったり「自分も頑張らなきゃ!」と勇気をもらったりします。日々の千高生に私はどれだけ勇気づけられているか…、小さな何気ない生徒たちの頑張りを見逃さず大切にし、私たち教職員も成長していけたらと思います。

 さて、本日5,6限目に3年生を対象とした「救急救命講習会」が行われました。コロナの影響から3年ぶりの開催となりましたが、本校では西はりま消防組合千種出張所の皆さまにご協力いただきこれまで毎年実施してきました。自分のまわりで倒れている人を発見した時、どのように対応したらよいかを消防署員の方々に丁寧に教わり、心肺蘇生法やAEDの使用方法を含めて体感で学ぶことができました。本番さながらの緊張感の中に、お互いの実技が終わると拍手し合える和気あいあいとした空気が漂っており、とても良い雰囲気でした。最後に、船積音葉さん(波賀中出身)が「今日の学びをいざという時に役立て、人命救助できるようにします!」と謝辞を述べていました。

 西はりま消防組合の皆さま、本日は大変お世話になりました。救急救命の事態が起きない方がいいのですが、今後はマラソン大会も控えます。教員に限らず近くにいる人が正しい処置・対応がとれ、より安心・安全な学校となればと思います。ありがとうございました!