千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

マラソン「準優勝」インタビュー!【49・50回生】

 今朝の千種町は最高気温が4℃ほどしかなく、時折小雪が舞う非常に寒い一日となりました。北風が強く吹いていたため体感温度はもっと寒く感じましたね。今日は体調不良による欠席者が多かったのですが、2学期も残りあとわずかです。体調管理に留意して、2022年の最後の締めくくりをしっかりと行いましょう!

 さて、「まだマラソンネタで引き伸ばす?…」と思われるかも知れませんが、今日はマラソン大会の準優勝者と少し話をしました。男子準優勝の可藤虎児くん(1年・波賀中出身)ですが、学年の先生方から「リーダー性があり、頭がよく切れて、人望がある」と聞いていました。そんな可藤くんのマラソン大会でのエピソード(転倒し負傷しながらも諦めず前を追い、一度は先頭に出る)を知り、私も彼の人間性に魅力を感じていましたが、想像通りの人物でした。マラソン大会を終えての感想を聞くと、開口一番「すごく悔しかったです。でも、僕がこけたから仕方がないです…」とサバサバと答えてくれました。また、「こけた後、3秒くらい起き上がろうとしなかった所が反省点です。来年はこけません(笑)」と手や足を負傷し悔しい思いをしながらも笑って答えてくれました。可藤くんはサッカー少年で、現在も社会人チームや市内の中学校のサッカーチームで熱心に活動を続け自分自身を磨いています。本校生は心の優しい生徒ばかりですが、負けず嫌いとど根性を兼ね備えている生徒は珍しく、芯がしっかりしている生徒だと感じました。来年は、リベンジを果たしてくれることでしょう。女子準優勝の山本実央さん(2年・一宮北中出身)は、2年連続での準優勝に「さぞかし悔しかったのでは!?」と思っていましたが、「去年は1分以上の差で2位、今年は15秒差の2位なので成長を実感できた」とポジティブに答えてくれました。「走るのは苦手…」と謙遜しながらも、硬式野球部の選手として、試合には出場できなくても誰よりも熱心に練習に取り組む生徒です。天真爛漫で「マスクつけ忘れました~」と急な呼び出しにも明るく対応してくれてありがとう!来年に向けて、「部活引退するし、受験だし…」と言いながらもベストの走りをしてくれるに違いありません。

 可藤くん、山本さん、放課後に急に呼び出してゴメンナサイね。私は、二人の心意気にたくさんの元気をもらいました。