千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

ついに完成 手づくりベンチ!【48回生・アクティブ類型】

 今朝の千種町は11℃(午前7時時点)と昨日ほどではありませんが、暖かな朝を迎えました。しかし、午後以降は細かい雨が降って気温がどんどん低下しました。三室山は雨雲に覆われて全く見えませんでしたが、もしかしたら山頂付近は雪が降っているのではないか!?と思うほど寒かったです。明朝の通勤時、三室山の山頂をチェックし初冠雪を確認することを明日の楽しみにしたいと思います。

 さて本日、2学期からスタートした特別非常勤講師の迎山先生によるアクティブ(木工)の授業が、いよいよ最終日を迎えました。9月14日(水)残暑厳しい中、近隣の山からヒノキを切り倒す授業から始まり、製材所で材木に加工していただく様子を見学し、その後14時間をかけて機械に頼らず、手作業でベンチ作りに取り組んできました。ノコギリや斧(オノ)、鉋(カンナ)、ハンマ等の工具でコツコツ仕上げてきましたが、想像を絶する気の遠くなる作業に「本当に完成するのか!?」と途中心配しましたが、迎山先生のご指導のお陰で素晴らしいベンチが4台完成しました。「身近にある材料を使用し、機械に頼らない」という事をコンセプトとして制作しましたので、凹凸があったり曲がっていたりする部分もありますが、手作り感を活かした味のあるベンチに仕上がっています。生徒たちも苦労して作ってきただけに愛着を感じていることでしょう。最後はベンチと迎山先生と一緒に記念写真を撮影し、3年生一人ひとりから授業を終えた感想を聞きました。立尾日向大くん(千種中出身)は、「樹を切るところから経験でき、木工製品への見方が変わった…大切に利用していきたい」と言えば、垣口泰輝くん(山崎西中出身)は、「楽しい授業でした。ものづくりの魅力を教わりました」と感謝の言葉を述べていました。

 迎山先生、生徒の興味・関心を引きつける素晴らしい授業をありがとうございました。完成したベンチは、正門前に設置し地域の方々にも利用していただくほか、校舎内にも設置して大切に使用していきます。