千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

2021年7月の記事一覧

いざという時に備えて【全学年】

 東京オリンピックが開幕しました。関西に住んでいると、ブルーインパルスも飛ばないしオリンピック会場もないので全く日本でやっているという実感がありませんね。それでも純粋にスポーツ観戦を楽しみ、この4連休は自宅でゴロゴロしながらずっとオリンピックを見ている自分がありました。選手の頑張りやコメント等から多くの感動が得られるスポーツの最高峰の舞台をこれからも自宅から応援しながら楽しみたいと思います。
 さて、今日は7月14日(水)に行われた防災避難訓練の様子を紹介します。西播磨地域の防災士の方々6名にお越しいただき、地震を想定した避難訓練を実施した後、各学年に分かれて段ボールベットと新聞スリッパ等の制作体験(1年)、土のう積みと毛布を使用した救急搬送体験(2年)、避難所となった場合を想定したグループ討議(3年)をご指導いただきました。小さくなって机の下に潜り込む生徒の姿をみてください。この場面を見るだけで、生徒たちの真剣さや本気度が伝わってきます。地震をはじめゲリラ豪雨による水害や土砂災害などは、いつどこで起きるか分かりません。いざという時に備えて、本日得た学びをしっかりと活かしていきたいと思います。防災士の皆様、熱心にご指導いただきありがとうございました。

 
 
 
 
  
 

野球部壮行会【硬式野球部】

 夏季休業に入り、猛烈な暑さが続いています。昨日、宍粟市は35℃に到達したようで、「暑いなぁ…」という言葉がが口癖のように出てしまいます。そんな暑さの中、本校の硬式野球部は現在、1,2年生のみの新チームで秋季大会西播地区予選会に向けて練習に励んでいます。野球部の練習は本当に時間を要し、炎天下の中行われるので本当に過酷だと思いますが、生徒たちは声を張り上げて元気いっぱいにプレイしていました。その硬式野球部は、先日の夏季大会で残念ながら1回戦敗退となりましたが、その試合の前日に保護者を前に壮行会が行われていたようです。私は、その場に立ち会っていませんが、写真を見て「こんな熱いやりとりがあったのか…」と心を打たれました。
 清水監督から選手一人ひとりに背番号が配られ、コメントと一緒に照れくさそうに受け取るシーンや生徒代表が保護者に挨拶するシーン、マネージャーから手作りのお守りを受け取るシーン、保護者から千羽鶴が渡されるシーンなどがありました。大会に向けて選手、マネージャー、顧問、保護者のそれぞれの想いが集結した素晴らしい壮行会…。小規模ですが温かみが感じられるシーンばかりです。私は、その中でも保護者の方々の我が子を想う気持ちに共感します。必要な用具を買い揃え、週末の練習試合への送迎、特大のお弁当作り等、子どものやりたい事をどんな時も応援してくださった保護者の方々は一番の指導者だと思います。当然、いい時ばかりでなくお子さんと一緒に悩んだり、時には「もう、辞めてしまえ!」などお子さんとぶつかり合う事もあったのではないでしょうか?野球部に限られたことではありませんが、3年間、学校の指導方針に協力いただきどんな時も子どもを信じ、支えてくださった保護者の皆様に心から感謝したい気持ちです。本当に、ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。

 
 
 
 
 
 
 
 

1学期が終了しました!【全学年】

 本日をもって1学期が終了!今日は、大掃除、終業式、LHR等が行われました。大掃除では、1学期の汚れを落とすべく、新聞紙を使用した窓拭き、クモの巣取り、トイレのマット下の掃除など普段の掃除でできない所まで丁寧に掃除が出来ていました。校内はピカピカです。ありがとうございます。終業式における校長訓話では、校長先生が神戸市の中学校に勤務されていた際に阪神淡路大震災を経験されたことをお話されました。若かった頃は、頑張ることが一番大切だと思い、生徒にも厳しく指導していたが、生徒・保護者がたくさん亡くなり家も壊れ生活もままならない震災を経験し、教育観が大きく変わった。これが出来る出来ないとか、得意、不得意とか悩み、苦しみなんて小さなこと…、それより「生きている、命があることが一番大切だ」と思うようになったと熱く語られました。経験からのお話はとても重みがあり、生徒たちも自分の事として真剣な表情で聞いていました。校長先生もおっしゃられたように自分の命を大切に夏季休業中も元気に過ごしてほしいと思います。その後、生徒会役員認証式、ライフル射撃部、パソコン部の全国大会出場壮行会が行われました。顧問の先生からの紹介の後、生徒会長の南光開斗君から激励の挨拶、最後に生徒一人一人の決意が述べられました。「全国大会で入賞をめざす(秦)」、「憧れの秦先輩に勝ちたい(猶原)」、「自己ベストを出します(一坪)」、「緊張するけどしっかり準備してベストを尽くす(池部)」とそれぞれ語られ大きな拍手を浴びました。教室に戻り、LHRでは担任から通知表等の受け取りや様々な連絡事項、3年生は7月30日(金)からの修学旅行代替行事に向けたしおりの読み合わせ等が行われていました。
 昨年は授業時間の確保から夏季休業が10日間短縮されましたが、今年は42日間の夏休みに戻ります。長い夏休みですが、生活のリズムを崩すことなく、充実したものとなることを願っています。

 
 
 
 
 
 
 

白熱の球技大会【全学年】

 梅雨が明け、千種町にも本格的な暑い夏がやってきました。日中の最高気温は34℃まで上昇し、セミの鳴き声も勢いを増しています。1学期の終業式を明日に控えた本日、全校生による前期球技大会が行われ、暑さに負けず白熱した戦いが繰り広げられました。昨年同様、男子はサッカー、女子はドッジボールでその頂点を目指しましたが、真剣勝負の中にもわきあいあいとした温かい雰囲気が感じられ生徒たちの輝く笑顔がたくさん見られました。まず男子ですが、本校は残念ながらサッカー部がありませんが、サッカー経験者のいるチームはその生徒が要となって非常に高いレベルの試合が行われており、「ナイスシュート!」という掛け声や拍手が沸き上がりました。女子のドッジボールもボールを縦横にまわし声をかけ合いながら、内野にいる生徒を狙い撃ちします。逃げ惑う内野の生徒は、必死に攻撃をかいくぐります。その女子生徒同士のやりとりが真剣なだけに見ている私たちを魅了しました。「ナイス!」、「がんばれ~!」大きな拍手と共に、女子メンバーも男子に負けじと盛り上がっていました。上位チームは以下の通りです。生徒の皆さん、今日はお疲れ様でした。
 ★男子サッカーの部
  優勝 2年Bチーム  準優勝 1年Aチーム  3位 3年Bチーム
 ★女子ドッジボールの部
  優勝 2年Bチーム  準優勝 2年Aチーム  3位 3年Aチーム
 
 
 
 
 
 
   

進路を見据えて…【全学年】

 本日3、4限、全学年を対象とした進路ガイダンスが行われました。受験を目前に控えた3年生は、進学組と就職組に分かれて面接練習を中心に指導を受け、1,2年生は分野別分(看護・医療系、芸能・音楽、福祉、保育、スポーツ・健康、ファッション、動物、理容・美容、IT・情報処理・ゲーム、建築・土木、フード、機械系から2分野を選択)に分かれて興味のある分野の話を聞きました。面接練習では、具体的な入室方法や基本的な質問を交え行われていました。また、見ている生徒も面接官の立場になりながら、より印象の良い姿や対応の仕方等について学びました。3年生も2年生の2学期頃から学年内での面接指導を受けてきましたが、本日の指導により新たな気づきや発見があったのではないでしょうか。今日の指導をきっかけにして、夏季休業期間中にブラッシュアップさせ面接試験に自信をもって臨めるよう準備していきましょう。1,2年生は、各分野の専門学校からの講師が主でしたが、一方的な話だけでなく体験を加えながら楽しく参加できていました。コロナ禍ということで、一部はオンラインで説明を受ける分野もありました。モニター上に映る講師とのやり取りにも動じずハキハキと対応できており、だいぶオンライン対応に慣れてきているように感じました。どの学校の講師の先生方からも「千種の生徒さんは、素晴らしい姿勢ですね」とお褒めの言葉をいただき、誇らしい気持ちになりました。1,2年生の皆さんも、今日の進路ガイダンスをきっかけとして、積極的にオープンキャンパスに出向くなど進路の方向性を模索する夏季休業にしてもらいたいと思います。講師の先生方、本日は遠方よりご来校いただき、有難うございました。